2008-01-01から1年間の記事一覧
怒らなくてもいい時に 怒鳴っている人が多すぎる 怒らなきゃいけない時に 黙っている人が多すぎる
書家に手を取られ共に筆を走らす。 予想外の場所に飛び、驚くべき動きにたじろぐ。 未知の領域へ。禁断の表現へ。 自分の不自由さと小ささを思い知る。 真の自由を、広さと深さを垣間見る。
理屈をこねる人より すぐやる人要領がいい人より ずっと続ける人
ビルに囲まれ息苦しくなった 観光客に媚びた出店で歩きづらくなったしかしなじみのあの店は たたずまいも人もメニューも変わらず そこに在った味も客も変わらず そこに在ったありがたくて泣けてきた
食べただけ太る体のおかげで 禁欲的グルメの悦楽と 自虐的フィットネスの快楽が 両方とも楽しめてしまう
毎日の占いや 株価を気にしなくなったもっと遠くを見ているから 答えは自分の中にあるから
行列に並んだ。店の目前で「今日はここまで」と言われた。 怒らずにいられるか。店に入ってマズそうだと気づいた。 食べずに帰れるか。
ここに逃げこめば助かるぞその一声を信じて 命を落とした人は数知れず
審査でも 面接でも 誰の前か後かで 結果は変わるそれでも 選ばれる人は 選ばれる
何をやっても上手くいく時 浮かれすぎない何もかもダメな時 落ちこみ過ぎない繰り返す波を 静かに楽しむその時々の景色と 自分を見つめて楽しむ
すべての種は知っている同じ種を蒔いても 芽が出ない種や 花を咲かせない種が あることをそれでも いくつかの種が また新たな命を宿すそれが何より 嬉しいことを
自分では開けられない 心の窓があるしかも顔さえ合わせたくない 他人にしか開けられない 秘密の窓がだから人づきあいは面白い 人生は奥深い
自分のために働いている時の力が1だとしたら、 家族や仲間のために働いている時の力は? 世界を変えるために働いている時の力は? 100年後の子供たちのために働いている時の力は?
車の屋根を開けて 初めて、いつも空があったことに気づいた。歩いている人たちの頭上には いつも空が開けているが 誰も気がつかないのは なぜだろう
心と体はどちらが大切かという逆説。 心が大切だと思うと心は病みやすい。 体を動かしていれば心は病みにくい。
台風の力を感じたかったら テントで暮らしなさい。台風の美を感じたかったら、 風雨の中で眼を見開きなさい。音さえ聞こえぬ安全な家は、 快適で危うい牢獄だと気づきなさい。
その昔 大きくて 強くて 癪にさわる と思っていた父今は 小さくて か弱くて なぜか泣けてくる
一日一回誰もが 顔を合わせて 裸で笑う。そんな下町で育った。だから開けっぴろげな 今の自分がある。
あ、ここはすごいな、かなわないな、 と素直に認められた時から、 本当の父親越えが始まる
この人に 認められたいこの人なら 叱られてもいいこの人の前では 思いきり泣き笑い
大阪に生まれなくてよかった。大阪に生まれればよかった。
思いがけず 湧き起こる 狂気や歓喜早く吐き出せ 体に悪いから
まずは吐き出さないとね 何にも入ってこないよ
裸足で歩きたくなる 柔らかな土のある 土地に住みたい裸足で過ごしたくなる 優しい木肌に触れ合う 家に住みたい
笑顔は怖いよ それだけでわかってしまうつらいのか 楽しいのか 無理してるか ありのままか わがままか つながっているか
どんなに会社を大きくしても 利益や株価や上げてみても地球の和を乱しちゃね 地域の絆を壊しちゃね五十年後に笑われちゃうよ 子供や孫に呆れられちゃうよ
ラーメンは 伸びる前に 食べなさい写真なんか 撮る前にスープは 熱いうちに 飲みなさい出汁なんか 分析する前に
誰かに惚れたら 考えてみてこの女性の人格は 友人知人の 誰に似ているかって思い当たった時には 恋も冷めてるよ
借金なら 自慢するほどあるけど あまり怖くないな。もっと価値があるはずの ものを借りているのに 生かしきれていない。それが恥ずかしくて怖い。
なんで誰も 教えてくれなかった のだろう。厄年を過ぎてからが こんなにも楽しいことを。だから教えてあげたい。若さがなくなったら おしまいと思っている人たちに。